RO、Sesサーバーの片隅でうとうと見る夢は、きっと綿菓子色の。
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プロフィール

ゆら

Author:ゆら
揺
(蒼さんが描いて下さいました!
 ありがとうございますー!)
(クリックで元画像にひとっとび

【揺(ゆら)】
楽しいこと大好き、支援Hiプリースト。旦那さんはペコって本当ですか??

【..ハルシオン..】
魔法が使いこなせないwiz。生き甲斐は卵割り。

【眠り猫 キッカ】
お買い物が大好きな製薬ケミ。愛ホムの名前は「つくね(月音)」。

【- 小宵 -】
人見知りっ子なダンサー。奮闘しては転ぶのを繰り返す、不器用な子。

【メランコリック*】
盗作SGで卵割りを夢見るローグ。通称は「ミヅ姐」。苦労性。

【花珠(かず)】
支援もできる、高速殴りASを目指すプリースト。果てしなくマイペース。

詳細は こちら
生存確認は こちら

e_04.gif

応援しています

アサ祭り 奇数月は 第一土曜日、
偶数月は 第一金曜日、
21時からプロ南にて集合開始。
アサさんはもちろん、
アサさんが大好きな方なら誰でも大歓迎!
次回開催:2011/12/02(金)
過去ログは →こちら

【アサシン祭りカレンダー】
2011年
 12月 2011/12/02(金)
2012年
 1月 2012/01/(未定)(土)
 2月 2012/02/03(金)
 3月 2012/02/03(土)
 4月 2012/04/06(金)
 5月 2012/05/05(土)
 6月 2012/06/01(金)
 7月 2012/07/06(金)
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 9月 2012/09/07(金)
 10月 2012/10/06(土)
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 いつもどおり、いつのも場所で露店を開いていた柊は、
 その日、ミヅが来たことに、すぐに気付くことができませんでした。

「こんにちは、柊」

 その声があまりにも近くから聞こえてきたものだから、
 不覚にも、柊は驚いてしまいました。
 声をかけてきた人物は、目の前に居ました。
 ローグの衣装に身を包んで。

「……びっくりした」

 正直にそう言うと、ミヅはいたずらが成功した子供のように笑いました。
 二次職の服に変わったからでしょうか。
 すっくと立つミヅは、昨日会った時も大きくなったように見えます。

「昨日ね、別れた後に転職してきたんだよ。
 Jobはとっくに超えてたし、転職アイテムもほとんど倉庫に揃っていたから」

 ほんとに転職したてで、スキルも何も覚えてないのだけどね、と、
 ミヅははにかんで付け足しました。

「柊には、めいっぱいお世話になったから。
 挨拶しようと思って」

「ああ、……それはわざわざ」

 改めて「おめでとう」と言ってから、
 柊はふと、考え込むそぶりで黙り込みました。
 手放しでお祝いしてくれるだろうとは思ってはいませんでしたが、
 この反応に少しばかり肩すかしをくらい、
 ミヅは小首を傾げました。

「柊? どうかした?」

「ん、いや……
 意外にも、自分に対する好感度が上がってたんだなぁ・と思ってね」

「は……っ」

 かくん。ミヅの顎から力が抜けました。
 どこまでも真面目な顔でのたまう柊に、逆にミヅの方が慌てます。

「何を言うかな!?
 あたしだって、お世話になった人にお礼くらい、」

「いやいや、そうじゃなくて。
 このままいけば、いい具合のお友達になれそうな感じなのに、
 おまけに全額支払いの目途も立って、転職もできて思いっきり祝福ムードなのに、
 これを伝えなきゃならない・っていうのは、
 ちょっとタイミングが悪いなぁ、と思って、ね」

 珍しく煮え切らない言い方をする柊に、さすがにミヅも不審に思いました。
 不審さは嫌な予感に変わります。
 聞かない方がいい。そんな気がしてきました。
 そろり、ミヅは落ち着きかけた腰を上げました。

「言いたくないなら別に構わないよ。
 じゃあ、またね」

「分かった、じゃあ言わない」

 逃げかけたミヅの手を、その代わりにと言わんばかりに、柊は掴み。
 そして2枚の紙切れを渡しました。

 ひとつはカード。ピンクの子ブタのイラストが描かれています。
 もう一つはぴらぴらの白い紙。一番上に、請求書の3文字が見えます。
 おまけに使われているのは、にんまりと笑んだウィスパーの透かし絵が入った用紙です。

 瞬間、ミヅの思考が真っ白になりました。

「ど、な、え、な、ひ、こ、……えぇええええ?」

「『どうして』『なんで』『え?』『なんで』『柊が』『これを?』
 ……ってところ?
 つくづく、単純だよねキミ」

 硬直したミヅの手のひらからカードと請求書が落ちるのを拾い、
 柊は心底あきれたような溜息とともに、そう言いました。
 そうしてもう一度、今度はしっかりと、ミヅの手に渡します。
 肩をすくめて見せる柊に、ミヅは開いた口がふさがりません。

「できすぎだと思わなかった?
 ひとつの商品の支払いが終わった直後に、次の支払い用紙が来たり、
 キミが休止しているのを見計らうように請求書が来なかったり。
 ……思わなかったよなぁ。
 不思議にすら思ってる様子がなかったし」

「……今まで、柊が様子を見ながら請求書を出してた・っていうの?」

「キミがここを拠点に選んだのも、代売りを僕に依頼するのも想定外だったけどね。
 ああ、あと、
 この調子なら大丈夫と思って品物ふたつ分の請求を出した途端、
 音沙汰がなくなって結局ペナルティ課せられたのも想定外」

「あのとき、助けてくれたのは……」

「大事なお得意様を、これ以上追い詰めるわけにもいかないだろう?」

 あっさりと肯定する柊に、ミヅはくらくらと目眩を感じます。
 真実を告げた後でも柊の態度が変わらないので、なおさら白昼夢を見ている気分です。

 そんなミヅに、柊はとどめのように、一枚の名刺を渡しました。

「まぁ、何か入り用なものがあれば言って?
 ウィスパー印アンダーグラウンド・ショッピングは、いつでもそばにいるからさ」

 にっこりと笑う柊を、ミヅは初めて見たような気がします。
 その笑みは、渡された名刺に描かれたにんまりと笑うウィスパーと、
 どことなく似ていました。

状態異常マインゴーシュ1個獲得

 ――ミヅ、+10 カーシング ドラウジー アイス スターン マインゴーシュ、1個 獲得。 

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ミヅ_1001

「………」

 その日の収集品だと差し出された袋の中を見、柊はしばし黙り込みました。
 次の言葉が予測できるのか、ミヅはあえて目をそらしています。
 しばし無言のふたりでしたが、いつまでもこのままでは話が進みません。
 仕方がないので、柊の方が先に口火を切りました。

「――とりあえず、聞いておこうか。
 このカードは何c?
 アンバーナイトかポイズンスポア、ポポリン、
 それとも意表を突いて、他のプレイヤーが戯れに落としてポポリンに食べさせた別Mobのカード?」

「……意表を突けなくて申し訳ないけど、アンバーナイトcだよ……」

 心底悔やんでいるような声で、ミヅは呻くように答えました。
 まぁ、出るとは思わないでいる時に出るのがカードというものです。
 むしろあれだけ狩って、今まで出なかったのが不思議なのでしょう。
 とりあえず、柊は気持ちのこもってない声で「おめでと」と言い、
 ミヅはそれに「ありがとー」と、これまた気のない声で応えました。

 気持ちを切り替え、改めて、柊は収集品を分ける作業に移ります。

「昨日より多いね。
 頑張ったんだ?」

「ああ、うん。
 アイテムドロップ系の装備を、SP回復装備に変えて狩ったら、
 テンポがちょっと早くなって。
 そしたらどんどん楽しくなって、没頭しちゃった。
 もっとも、1時間も経たずに重量オーバーになって、帰ってきちゃったんだけど」

「ふぅん、お疲れ様。
 ――さて、今日の買い取り額なんだけど」

 柊の言葉に、ミヅは「ん」と聞く姿勢を正しました。

「カタシムリの皮、ここしばらく売値が安定してないんだ。
 700~800くらいを上下してる。
 だから悪いんだけど、今回は低値の700で買い取らせてほしい」

「ああ、そんなこと。
 うん、いいよ。構わない」

「そ。ありがと。
 じゃあ、今回の清算分は……」

 手持ちの用紙にさっとペンを走らせ、柊は明細と、今回の代売り金額をミヅに渡しました。
 買い取り値が低くなったといえども、今回は数があるので結構な額になります。
 カタシムリの皮分だけでも 295.400z、
 他の収集品とを合わせても、合算して296.391zにもなりました。
 明細と金額とを確認し、さらに昨日までの所持金と計算して、
 ミヅはゆっくりと、まばたきをひとつしました。

 昨日までの所持金は 236.773z。
 今日の分を合わせると――533.164z。

 わずかに目を見張らせたきり動かなくなってしまったミヅの代わりに、
 柊がはっきりと言葉に出して、教えてくれました。

「残りの支払額は、400kだったっけ?
 ……目標達成、おめでと。お疲れ様」

 ミヅは不思議なものを見るように柊を見、
 そしてもう一度手元の所持金を見、強く、握り締め。

「――ありがとう、柊」

 ゆるゆると笑みを滲ませて、そう、言いました。


----- ----- -----


【支払い状況】
 注文明細 ――
  ・マリナc  500.000z → 300.000z  支払済
  ・白蓮玉c  500.000z → 450.000z  支払済
  ・プランクトンc  250.000z  支払済
  ・サベージベベc  400.000z
  ・+10 s4マインゴーシュ  650.000z → 支払済
  ・ペナルティ加算分  389.743z → 支払済
                               総計  2.639.743z
  *支払い用紙が届いていないため、現時点では未払い扱い

 お支払い予定金額 ――
  ・サベージベベc     400.000z

 前回までの所得累計  236.773z
 今回の獲得所得     296.391z
 所得累計         533.164z

 目標Clear!!(133.164zオーバー) 
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~あらすじ~
 ローグ志望のメランコリック* ことミヅのもとに、突如届いた請求書。
 それは姉妹のキッカが勝手に購入し、勝手にミヅを支払者としてしまった商品でした。
 内約は、カードが4種と 武器が1種の、総額およそ2.2Mにも上ります。
 理不尽さを感じつつも、倉庫番のフクロウや アルケミストの柊に助けてもらい、
 地道にコンバーターの材料や 蜘蛛の糸を集め、奮闘するミヅ。
 一時はペナルティを課せられ 請求額が膨らんだものの、時の運にも助けられ、
 頑張った甲斐あって、請求残高は 400kとなったのです。


----- ----- -----
 
 あまりにも お久し振りすぎるので、補足説明。
 
 一言で言ってしまえば 資金集め奔走ゲームです。
 Lv.59のシーフ メランコリック*(通称ミヅ)が、目標額2.25Mを貯めていく過程を、
 物語仕立てに記録しています。
 過去ログは、サイドバーのカテゴリー「メランコリック」で一発です。
 登場人物は、ミヅ以外は架空の人物です。


【主要人物】
  ・ミヅ
    気ままな一次職生活を送る予定だった、ローグ志望のシーフ。
    姉妹のお買い物の、代金払いという面倒事を請け負ってしまった。

  ・柊(ひいらぎ)
    アカデミーで露店を開くアルケミスト。
    ミヅが集めた収集品の代売りを引き受けてくれたり、
    資金集めのアドバイスをしてくれたりするお兄さん。

  ・フクロウさん
    アカデミーの、ミヅの倉庫番。
    江戸っ子。

  ・ウィスパー印アンダーグラウンド・ショッピング
    ミヅの姉妹が愛用している、非合法の通信販売会社。
    良い品をより安く提供するのが売り。
    けれど入手が遅く、忘れた頃に商品が届いて料金が請求されるのがネック。
    支払い期限の14日間を過ぎると、1日当たり5%のペナルティが加算される。


【現在の支払い状況】
 注文明細 ――
  ・マリナc  500.000z → 300.000z  お支払済
  ・白蓮玉c  500.000z → 450.000z  お支払済
  ・プランクトンc  250.000z  お支払済
  ・サベージベベc  400.000z
  ・+10 s4マインゴーシュ  650.000z → お支払済
  ・ペナルティ加算分  389.743z → お支払済
                               総計  2.639.743z

 お支払い予定金額 ――
  ・サベージベベc     400.000z

 前回までの所得累計――   56.057z



 書いてる本人が復習できたところで、以下本文( 

>>>Read more

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憂鬱01
(2009.02.09  ミヅ@ウィスパー印ショッピング №07)


「――で。
 あれから何日経ったわけ?」 

>>>Read more

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~あらすじ~
 ローグ志望のメランコリック* ことミヅのもとに、突如届いた請求書。
 それは姉妹のキッカが勝手に購入し、勝手にミヅを支払者としてしまった商品でした。
 内約は、カードが4種と 武器が1種の、総額およそ2.2Mにも上ります。
 理不尽さを感じつつも、倉庫番のフクロウや アルケミストの柊に助けてもらい、
 地道にコンバーターの材料や 蜘蛛の糸を集め、奮闘するミヅ。
 一時はペナルティを課せられ 請求額が膨らんだものの、時の運にも助けられ、
 頑張った甲斐あって、請求残高は 400kとなったのです。


----- ----- -----


 久々に姿を見せたミヅに、倉庫番のフクロウは「おゥ」と片羽を上げました。
 ミヅが最後に姿を見せたのは昨年の11月。
 およそ3ヶ月月ぶりの再開でした。
 ミヅも片手を上げ、笑み返します。

「ご無沙汰だったなァ、ミヅ。
 元気にしてたか」

「ん、久し振り。
 あたしも元気だったけど、それ以上に 他の子たちが元気だったから。
 こよいは イズDに はまってるし、ハルは卵割り以外にも挑戦し始めたし。
 ゆらも、こないだオーラロードに突入したみたいだよ」

「おォ、そりゃめでたい。
 しかしそれだと、お前さんが頑張る隙間がねぇなぁ」

「まぁ、今は請求も来ていないし。
 のんびりやらせてもらうよ。
 ところで――柊は?」

 フクロウと話しながら周囲をうかがっていたのは、どうやら柊を探していたようです。
 いつもならばここ、アカデミーの教室棟B 1Fで露店を出しているはずなのに、今日はその姿が見えません。
 ミヅの言葉にフクロウが「あァ」と頷き、答えます。

「あいつは ほとんど毎日ここにいるよ。
 たまに、ふらっとどこかに行くようだが。
 今日もじきに来るんじゃねぇか?」

「そう……」

 少し残念そうな様子に、フクロウが意地悪く笑います。

「なんだ、お前さん、あいつに ホの字か」

「は? ホ?
 ……ち、ちがう!
 ちょっと相談事があっただけだよ!」

「はいはい、そういうことにしとこうな。
 ところでミヅ、お前さんに お便りだ」

 くつくつと、フクロウは楽しげに笑い、大慌てするミヅに倉庫から手紙を渡しました。
 手紙は2通。
 1通は、姉妹の ゆらから。
 もう1通は差出人の代わりに……怪しく笑う、ウィスパー印の封蝋が おされています。
 途端に、ミヅの顔が曇りました。

「……しばらく請求が来ないと思ったら……」

 中身も見ずに燃やしてしまいたい衝動に駆られましたが、なんとか自制し、
 ミヅはまず、ウィスパー印の封書から開きました。

『メランコリック*様
  いつも ウィスパー印アンダーグラウンド・ショッピングをご利用いただき まことにありがとうございます。
  さて、ご注文いただきました商品でございますが、
  お客様ご希望価格のものが入手できておりません。
  大変申し訳ございませんが、今しばらくお待ちいただけますよう、お願い申し上げます。
  今後とも ウィスパー印アンダーグラウンド・ショッピングを よろしくお願いいたします。

 注文明細 ――
  ・マリナc  500.000z → 300.000z  お支払済
  ・白蓮玉c  500.000z → 450.000z  お支払済
  ・プランクトンc  250.000z  お支払済
  ・サベージベベc  400.000z
  ・+10 s4マインゴーシュ  650.000z → お支払済
                               総計  2.2500.000z

 お支払い予定金額 ――
  ・サベージベベc     400.000z

 お支払期限について ――
  ご請求より14日以内。
  *お支払期限を過ぎますと、1日当たり5%の利息が付きます。
   ご注意ください。』


 読み終えたミヅは、ひとまず胸をなでおろしました。
 どうやら請求書ではなく、なかなか商品が届かないことへの詫び状のようです。
 ほっとしたミヅは、次に ゆらからの手紙を手に取ります。
 開封し、手紙と取り出すと、一緒に入っていたらしいSSが1枚、落ちてしまいました。
 それを拾ったミヅは、

「……っ!!?」

 なぜか声にならない声を上げました。
 ぎょっとしたフクロウが、ひょいとミヅの手元を覗き込むと……

スノウアーc

「うおっ!!?」

 こちらもやはり、叫び声を上げました。

「どどどどうしたんだ、これ」

「え、待って待って、まだ手紙を読んでない!
 ……え、ええとね、
 LA+JTでスノウアーが ほぼ一確っぽいから・ってオーフィンに誘われて行ってきたみたい、氷の洞窟。
 そこで出たらしいよ。
 それで……その売り上げで、ウィスパー印の支払いをして欲しい、って」

「なんとまぁ……」

 フクロウは改めて、届けられたSSをまじまじと見ました。

「……しかし横暴な姉妹だな。
 出してくれた弟に対して この言い草……」

「て、てんぱってたんだよ、きっと。
 慌てちゃって、思わずGチャットで誤爆した・って書いてある」

「ほ、ほゥ。
 ――しかし、よかったな、ミヅ。
 これで支払いの目途が着いたじゃねぇか」

「え?
 あ、ああ……」

 フクロウの言葉に、なぜかミヅは言葉を濁します。
 そしてしばらく考えた様子で口をつぐみ、やがてきっぱりと顔を上げました。

「――いや、これはやっぱり受け取れないよ」

「あ?」

「せっかくやり始めたことだからね。
 あともう400kだし、支払は自分の力で やり抜きたい。
 それに、ゆらも のんびりだけど、オーラロードを歩き始めたみたいだし、
 この売上は、ゆらの発光式の支度金に取っておいて欲しい」

 ミヅの言葉に、フクロウは 目を瞬いて。

「お前さん……不器用だねェ」

 しみじみと、心底あきれた様子で言われた言葉に、
 「そうだね」と、ミヅは苦笑して返しました。

 ミヅは もうしばらく、フクロウと 他愛ない話をして時を過ごしましたが、
 結局その日、柊は現れませんでした。
 諦めて帰ろうとするミヅを、フクロウが呼びとめます。

「相談事があったんだろう?
 伝えておこうか?」

「いや……いいよ、大したことじゃないから。
 またね、フクロウさん。
 今度は、近いうちに」

「おう、待っているぞ」

 フクロウの言葉に手を振って、ミヅは背を向けました。
 ウィスパー印への支払いが終わったら、短剣を置こうと思うんだ――
 そう彼等に言ったら どんな反応が返ってくるのかなと、そう考えながら。


----- ----- -----


(ミヅがローグに転職しないのも同じ理由。
 せっかく始めたことなので、シーフのミヅのままで やりきりたいな・と。
 ……うん、だから狩りに行かなきゃね、ミヅで……)

(と、とりあえずハルの トール火山秘密クエと 名無し入場クエが終わったら…! 
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